必死に探す、必死にもがく。

 

 

母親が鬱になったのは去年の暮れか今年の明けか、まアどちらにせよ鬱になった母親とちゃんと接したのは今年だったような気がする。いや去年だったっけ。細かいことはどうでもいいね。

心配する私と、良かったと思ってしまった私。「母親が鬱になった」なんて幸せなはずがないけれど、良かったなんて思ってしまう私がいるってこの歳で気がついたことは幸せなんだと思う。

 

今思えば、今年ちゃんと成人式ができたことも幸せだったんだ。

 

家族や友だち、そうじゃない人たちも含めて、大切だと思ってるならちゃんとそれを表さなくちゃと思った季節。

ちゃんと出来てるよ、なんてまだ胸を張って言えないけれど。来年は胸を張って言えますように。

 

資格を取りに行ったのも今年。3分の1くらいは誰かのため、残りは自分のため。

めちゃくちゃ役に立ってます、有難う。

5月は横浜に行ったな。

横浜でこれからほぼ月イチくらいでお世話になるオタクと会うんだよ、君は。お世話になりっぱなしでここまで来ちゃってるよ。いつか返せよ、返さなくちゃいけないよ。溢れたものを拾い集める - 妖怪泣き笑い

去年こう思ってから今この瞬間まで、ずっとお世話になりっぱなしで来てしまったよ。

この資格を使って、この資格を使わずとも、お返ししたいところにちゃんとお返しができるように。来年はそんな年にしたいね。

 

私の誕生日は冬じゃなくて春が良かったという個人的な感情により3月は春です。溢れたものを拾い集める - 妖怪泣き笑い

というわけで、3月は春。

キリのいい歳になって、お酒も飲めるようになった。新型コロナウイルス感染拡大の防止、ってちゃんと言われ始めたのもこれくらいだったっけ。おかげで外で誰かとお酒を飲むこともなかったし、お誕生日会は中止だよ。そもそも、そんなに誰かとご飯を食べに行くタイプでも無かったけど、寂しかった。その会が無くなって寂しかったと思える、そんな会を企画してくれた人、それから参加してくれた人がいる。

それを幸せとして拾っておこう。

 

今は無責任なこと言えないけど、またいつか誘ってください。来年は自分からも誘えるようにします。

 

フィルムカメラを譲ってもらったのも今年の春。

曾祖父さんが叔父さんに買ったカメラ、祖父母の家に眠ってたカメラ。

会ったことのない曾祖父さんが買ったカメラが色んな人のおかげで私まで繋がりましたよ。

 

今では1番大切なものになっているかもしれない。

カメラで撮った自分の写真が好き、そんな写真を撮れる自分が好き、カメラが好き、フィルムが好き、そして何よりも、会ったことない人のことを想えるこのカメラが好き。

 

名も知らない、顔も知らない、会ったことない曾祖父さんやいつも優しくしてくれるお祖父ちゃんお祖母ちゃん、叔父さんをなんとなく感じられるカメラ、ずっと大切に。

 

何にもなかった、なんて言いたくはないし、そうじゃなかったよね、そうじゃなかったんだって言い切るためにコレを書いてるんだけど、何にもなかった、って言いたくなるくらい、それくらい物足りなかったかもしれない。

本当は、7月は初めて移動支援のバイトをしたり、8月は地元の子とBBQをしたり、ちゃんと幸せなことはあったんだけど、欲張りな私はもっともっと出来たはずだって求めてしまう。

 

まアいいや、来年は少しでも今年の夏を越えられるように、かいた汗の量だけでも越えられるように、必死こいて頑張ろう。

 

母親の病気だったり、新型コロナウイルスだったり、色んな理由で半年以上休んでたバイトに戻った。ずっと優しくしてくれている先輩や社員さん、仲良くしてくれる後輩、その温かさに甘えているけど甘えられるうちは甘えていたいなって思っちゃうくらい優しくて。

そういえば、久しぶりとかの挨拶の前に=Loveのことを熱弁してくれた先輩へ、日本武道館初日のチケット当たりました。大好きな先輩のおかげで幸せになれるツールが増えましたよ。

有難いね。

来年度からはもうずっと会えなくなるかもしれないから、それまでに優しさは返して、温かさには染まっていよう。

 

白石さんの卒コンをオタクと見れたこと、初めましても出来たこと。少し前までは当たり前のように感じられていた幸せの形だけど、今年は、というかwithコロナと言われるようになってからは、初めての形だったかもしれないね。

新しい幸せの形もワクワクするけれど、今まで当たり前のようにあったものの温かさもやっぱり素敵だった。またいつか、形は変わっても、人と会う歓びを全力で感じられますように。

 

人と会う歓びで言えば、実習に行けたこと、実習が楽しかったこともめちゃくちゃ幸せだったな。

いやはや、もっとしんどくてもっと苦しいものだと思ってたんだけど、めちゃくちゃ楽しくて。

今までとは違う自分の面を知った。それを褒められること、それから求められることはめちゃくちゃ幸せなんだと知った。

 

弱さを見せられることが強み、思っていることを不器用でも言葉にしようとすることも強み。

 

それだけで太刀打ちできないこともあるだろうけど、そうやって褒めていただいたし、私もそう思っているから、ちゃんと武器にしていきたいね。

 

 

 

 

 

 

色んなことを忘れていた。忘れていたから手帳を見て思い出そうとしたんだけど、スッカスカで悲しくなった。去年の半分も予定がなかった。ライブもない、イベントもない、クソみたいな手帳だった。だけど、それでも、ちゃんと幸せはあった。

 

だから良かった、なんて言えない。幸せは多い方が良いし、つまらないなんて感じる瞬間は少ない方が良い。

来年はどうだろう、私の力だけではどうしようもできない部分は私に微笑んでくれるんだろうか。どうしようもできない部分が私を殺しに来た時、どう足掻こうか。

幸せになりたいと願うなら幸せになれるように頑張るしかない、そんなことを頭だけではなく感覚としてもちゃんと理解し始めた年だからこそ、来年も頑張るしかないのだろう。

 

今年の目標だって達成出来ていない、それに来年は1歩踏み出さなくてはいけない年になる、だから頑張る。

頑張ったって新型コロナウイルスが急に収束する訳でもないし、頑張ったって絶対に夢が叶う訳でも無いけれど、頑張らなくちゃ夢は叶わないらしいし。

 

だから、頑張る。来年も。

今までの自分の頑張りを認めた上で、まだ頑張れよって。

頑張ろう、ではなくて、頑張ります。

 

来年も何卒、何卒。

 

 

あなたが幸せでありますように。

 

 

 

 

 

追伸

曾祖父さん、あなたの名前を知らないのは結構失礼かもしれないので、来年こそはちゃんと覚えますね。

 

それから、あなたが買ったカメラでこんな写真が撮れました。

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あなたのおかげで好きな街も好きな場所も好きな人も増えていきます。有難いことです。

 

あなたの好きな人たちも、住んでいたあの街も、いつかこのカメラで撮りに行くので。

まだまだ見ててくださいね。

 

 

 

再追伸

 

Twitterで会ったあなたへ

 

年末でございますね。

この1年丸々私と過ごしてくれたあなたや、この1年の中で出会ったあなた、いつの間にかいなくなったあの子もいて。期間はバラバラで、愛しさや有り難さの大きさや形はバラバラですが、全員に真っ直ぐ感謝の気持ちを抱いています。今年も1年有難うございました。なかなか会えなくて物足りなさも感じますが、会えなくても、と強く思わせてくれたのはアイドルよりもあなただったかもしれません。

 

いやはや、もうこれ以上好きになることなんてないだろうと思うくらい好きなアイドルがいますが、毎分毎秒、最高最愛を更新していってしまうのは、あなたがいるおかげです。

あなたのアイドルに向けた愛は、私まで刺さってしまうくらい、見ていた私にまで届いてしまうくらい、素敵でした。

 

来年も、誰に向かっていようが、あなたの温かい愛を見れますように。

 

良いお年を。

 

 

「再追伸」がどうしても使ってみたかった

青い鳥が飛んだより

 

愛をこめて。