ヒートショック現象
福祉学科に通っていて、そういう福祉の資格も取った私は、ヒートショック現象で人が死ぬってことを何回も何回も繰り返し聞いています。それは高齢者だけを襲うものでもないことも理解しているつもりです。
だけども、そんな簡単に人が死ぬわけがなかろう、とどこかで思っておりまして。簡単に言えば、そいつのことを舐めておりまして。
いやはや、こんなにも簡単に人の命は奪われてしまうのですネ。本当に身近な人がヒートショック現象が原因で亡くなったそうですよ。
最近合わなくなっていた人、そろそろ会いたいな、来年のお正月なら挨拶くらいはできるかな、とか少し思ったりしてた人。
血は繋がってないし、家族でもない、親戚と呼んでいいのか迷うくらいの人。それでも実の孫くらい甘やかしてくれた人。
嘘みたいに暖かい関西人。冷たい場所なんて無いんだろうなと思うくらいに暖かな心だけで接してくれた人。
最後の最後は寒暖差で呆気なく。
あなたとあなたの大事な人にはこうやって終わってほしくないので。
暖かいお風呂がとってもとっても気持ちいい季節ですが、少しだけ気を付けて、暖かいお風呂が気持ちいいと思えるように、本当に少しだけ、頭の隅の隅の隅にでも、ヒートショック現象って言葉を入れていただきたいな、と。
別にお前に言われなくても、って感じですよね。それでも、それでも、何回も聞いていても、こうやって人が1人亡くなっても、疑ってしまうくらい呆気ないので。お前に言われなくても、ってことでも私に言わせてください。
気をつけてね。死なないでね。
いつ終わるか
どう終わるか
終わった時にしか気付けない。だからこそ今を大事にしなくちゃいけないな、改めて思った2021年1月。
だからといって行動を改められる気もしないけれど。せめて今と必死に向き合うことくらいはしたいですね。今やりたいと思ったことを今やれるように。
どうでもいい話、決意表明にもならない話。